2004-01-01から1ヶ月間の記事一覧

見るべき映画メモ

ラピュタ阿佐ヶ谷(原節子スペシャル) 1/25(日)〜31(土)10:30 「娘と私」(堀川弘通監督、獅子文六原作) 2/8(日)〜14(土)10:30 「驟雨」(成瀬巳喜男監督) フィルムセンター(シリーズ・日本の撮影監督(1)) 2/7(土)16時 「音樂大進軍」(渡辺…

第53 谷中歩きぞめ

年末年始の帰省でなまった身体および感覚(気持ち)は、この月曜からの仕事再開でずいぶんもとに戻ってきた。東京にいてプラスなのは、やはり歩くことだろう。それぞれ十数分にしかすぎないが、毎日最低でも寓居−最寄駅、下車駅−職場の間を往復する。一時期…

伝説の名アナウンサー

山川静夫さんの『そうそう そうなんだよ―アナウンサー和田信賢伝』*1(岩波現代文庫)を読み終えた。副題にあるように、本書はNHK初期の伝説の名アナウンサー和田信賢(のぶかた、しかし「シンケンさん」という愛称で通っていた)の評伝である。つまり山川さ…

大学堂書店@本郷三丁目 ★井伏鱒二『還暦の鯉』(講談社文芸文庫) エッセイ集。400円。帯。ISBN:4061961950 ★吉武輝子『女人 吉屋信子』(文春文庫) 吉屋信子の評伝。200円。帯。ISBN:4167427028 ★佐野洋『折々の犯罪』(講談社文庫) 大岡信「折々のうた…

読書連鎖は本読みの理想

去年は目黒考二=北上次郎さんの『活字学級』*1(角川文庫)・『記憶の放物線』*2(本の雑誌社)を読み(感想はそれぞれ2002/7/14、同9/19条参照)、すっかりはまってしまった。 その後目黒考二名義の『だからどうしたというわけではないが。』*3(本の雑誌…

東京でもブックオフ

結局炭焼珈琲さんと同じく、正月セールのブックカバー二色を揃えてしまった。 北千住駅西口店 ★高峰秀子『私の梅原龍三郎』(文春文庫) 高峰さんの本を買うのは初めて。古本屋でよく見るのですが、この本はあまり見ないと思って。買ってから、解説が川本三…

さっそく今年新たに出会った作家

珍しいことに、この年末年始で帰省したとき、実家に持っていった(実際は宅配便で他の荷物と一緒に送った)本をあらかた消化することができた。読書途中の本含め単行本三冊、文庫本二冊、新書一冊の計六冊。このうち一冊は現在もなお読書中だが、実に六冊読…

原作と映画の関係について

横山秀夫さんのベストセラー長篇『半落ち』*1(講談社)を今ごろになってようやく読み終えた。 いまさら説明するまでもないが、本書は、アルツハイマー病に罹った妻を殺害し自首した警察官の、犯行後自首するまで二日間の空白の謎をめぐる物語である。殺害し…

ブックオフ再訪

今日からセールということで、1000円買えばもらえるというブックカバーほしさに出陣。ブックオフの文庫カバーは、昨年ももらったのですが意外に堅牢で使えます。前回はさっと流しただけだったけれど、じっくり見ると見つかるもの。 山形寿店 ★源氏鶏太『坊っ…

さびしさは…

そのときはなぜかいつも利用する大学生協書籍部でなく、最寄駅近くにある新刊書店で本を購った。もっともそこで本を買うのは珍しいことではないが、カバーをかけるかどうか聞かれる前から、勝手にカバーをかけられてしまった。どうするか聞かれたとき、私は…