タイミングよく『わたしの渡世日記』

都筑道夫『退職刑事4』『退職刑事5』(創元推理文庫
これで同シリーズ創元推理文庫版は揃った。カバー、各350円。
中村真一郎『俳句のたのしみ』(新潮文庫
カバー、250円。俳句についてのエッセイを集めたもの。「柴田宵曲のこと」や、「文士と俳句」という続き物に惹かれた。
  • 阿佐ヶ谷南口駅前のふるほんや
柳原一日文人の素顔―緑風閣の一日』(講談社
カバー・帯、1000円。新刊で買おうと思いつつ、結局書籍部で出会えずにそのままになっていた本。乱歩・川端康成をはじめとする作家が宿泊した熱海の旅館をめぐるノンフィクション。
高峰秀子『わたしの渡世日記』(上・下)(朝日新聞社
カバー・帯、各100円。フィルムセンターで高峰秀子特集が始まったことでもあり、読みたいと思っていたところにグッドタイミング。店頭本で格安入手。
都筑道夫『東京夢幻図絵』(中公文庫)
カバー、300円。店頭本を抱えて気分よく文庫棚を見ていて、これまた発見。東京をめぐる連作短篇集。以前は何度も見かけていた本なのだが、いざ探し始めるとなかなか出会えなかった。安いし嬉しい。
長部日出雄『笑いの狩人―江戸落語家伝』(新潮文庫
カバー・帯、400円。江戸の落語家五人を取り上げた評伝小説集。これも探していた。落語の創始者鹿野武左衛門三笑亭可楽林家正蔵、都々一坊扇歌、三遊亭圓朝の伝。
★曽宮一念『榛の畦みち/海辺の熔岩』(講談社文芸文庫
カバー・帯、600円。曽宮は画家にして名エッセイストの誉れ高い人。講談社文芸文庫に作品が入っていたとは知らなかった。