2005-10-07から1日間の記事一覧

近未来野球小説

大学堂書店@本郷三丁目 ★赤瀬川隼『球は転々宇宙間』(文春文庫) カバー・帯、150円。いままでこの本を平台でずっと見ているはずなのだけれど、なぜか今日、買う気になった。「走者一掃の三塁打的後味さわやか近未来野球小説」(カバー裏紹介文)。三塁打…

探偵小説の合作・リレー

昨日も引用したが、連句を「個人主義文学と共同体の文学との相克」(「歌仙早わかり」での丸谷発言)のなかに位置づけることには、二つの意味があるだろう。西欧の文学とわが国の文学の違いという比較文学的視点、および、わが国における前近代までの文学と…