2005-07-15から1日間の記事一覧

急げ綾瀬へ

ブックオフ綾瀬駅前店 ★松浦寿輝『青天有月』(思潮社) カバー・帯、950円。読み終えたばかりの松浦寿輝『もののたはむれ』(文春文庫)の解説で、三浦雅士さんが本書(随想集)をあげ、『もののたはむれ』の双子であり、「松浦寿輝を小説家にした」本であ…

時間と空間

松浦寿輝さんの処女短篇集『もののたはむれ』*1(文春文庫)を読み終えた。松浦さんの作品を読むのは本書が初めてである。 松浦寿輝と言えば蓮實重彦直系の弟子というイメージがある。事実として教え子なのかどうかわからないけれど、専攻分野も職場も同じだ…