2004-01-22から1日間の記事一覧

大学堂書店@本郷三丁目 ★新藤兼人『小説 田中絹代』(文春文庫) 評伝小説。カバー帯、200円。文学座アトリエに「大寺学校」を見にいったとき、隣の隣くらいに座っていた新藤監督のお姿を思い出しました。あのときは長岡輝子さんや丹阿弥谷津子さんもいらし…

事件としての文庫化

『BOOKISH』第6号*1(特集:戸板康二への招待)が出たおりもおり、戸板康二さんの代表的著作『歌舞伎への招待』*2が岩波現代文庫に入ったのは「事件」であったといってよい。 本書を世に出した花森安治に遠慮して文庫化の申し入れを断りつづけたといういわく…