山形は夕刊フジ本に縁あり

東西あきんど大學

小林信彦『映画を夢みて』(ちくま文庫
カバー、550円。前々から欲しいと思っていた本。嬉しい。ISBN:4480033610
藤本義一『東西あきんど大學(上・下)』(ダイナミックセラーズ
カバー、各550円。藤本義一滝田ゆうというコンビによる夕刊フジ連載エッセイ本。ダイナミックセラーズという版元でもあるし、どういう本かわからなかったので(新書判をイメージしていた)、見つかりにくいだろうなあと予想していた。こんなあっさり見つかるとは。とても嬉しい。ISBN:4884931009ISBN:4884931017
★つかこうへい『つかへい腹黒日記』(角川文庫)
カバー、200円。山藤さんとのコンビによる夕刊フジ連載本『つかへい犯科帳』の隣に並んでおり、タイトルにピンときたので抜き取って見てみると、大当たりだった。書名になっている「つかへい腹黒日記」は、夕刊フジで「つかへい犯科帳」連載終了直後そのまま連載が続けられた「つかへい犯科帳・番外篇」の増補版だった。番外篇のイラストは和田誠さんで、おそらくこちらもすべてのイラストが収められている。『つかへい犯科帳』に番外篇が未収録だったので、もったいないと思っていたら、ちゃんとこういうかたちで入っていたのか。われながらカンがいいものよと満足*1ISBN:4041422116
和田誠『にっぽんほら話』(講談社文庫)
カバー、105円。創作集。一篇一篇に、和田さんでなく、豪華イラストレーター陣による挿絵がついている。ダブりのような、そうでないような。ISBN:4061837117
柳原良平『良平のヨコハマ案内』(徳間文庫)
カバー、105円。ISBN:4195988004
★安東次男『芭蕉百五十句―俳言の読み方』(文春文庫)
カバー、300円。芭蕉俳句の評釈集。こういう本が文庫で読めるのは素晴らしい。ISBN:4167505010
遠藤周作『狐狸庵対談 快女・快男・怪話』(文春文庫)
カバー、300円。夕刊フジ連載の対談を収録しているが、探している時期のものではなく、新しめのものだった。ISBN:4167120151
川本三郎『君美わしく―戦後日本映画女優讃』(文春文庫)
カバー、400円。元版でも文庫版でも一冊ずつ持っている本だが、文庫本はたびたびめくり返して手垢が気になってきたので、新しく一冊手元に置くことにした。今回の帰省中、川本さんの『今ひとたびの戦後日本映画』(岩波書店)を2冊見かけた。良い本だから思わず手を出しかけたけれど、こちらは我慢した。ISBN:4167641011
  • 萬葉堂書店鉤取店
五味康祐『一刀斎観相学的おんな論』(サンケイ出版)
500円。夕刊フジ連載エッセイ本。これも「雑本」だろうから、簡単に入手できないと思っていた。
井伏鱒二『仕事部屋』(講談社文芸文庫
カバー、600円。ISBN:4061963899
庄野潤三ガンビア滞在記』(中公文庫)
カバー、160円。
  • 古本市@山形十字屋
川本三郎編『昭和生活文化年代記』2(TOTO出版
カバー・帯、800円。ISBN:4887060327
★諸井薫編『昭和生活文化年代記』3(TOTO出版
カバー・帯、800円。ISBN:4887060254

*1:というより、いままで気づかなかった愚かさを逆に嗤うべきか。