格安で庄野潤三さんの本

  • 萬葉堂書店@東大赤門前
黒井千次『冬の手紙』(中央公論社
カバー・帯、200円。短篇集。
庄野潤三『小えびの群れ』(新潮社)
カバー・帯、100円。
庄野潤三『休みのあくる日』(新潮社)
カバー・帯、300円。

庄野さんの本はいずれも短篇集で、『小えびの群れ』が1970年、『休みのあくる日』は1975年に刊行されたもの。「老夫婦物」はともかく、それ以前の作品集はなかなか文庫になりにくいだろうから、格安で入手できたのは嬉しいかぎり。
このあいだ手に入れた『さくらんぼジャム』もそうだが、庄野さんの本はあまり見かけることはないのだけれど、あったらあったで売値は驚くほど安い。どういうことだろう。たんにわたしが安い本に出会っているだけなのだろうか。