あいかわらず都筑道夫

配水塔を見ることができたのはいいが、大山でことごとく古本屋にふられてしまったのには、やはり一抹の物足りなさを感じてしまう。そのまま手ぶらで帰るのも寂しいので(このあたり完全に古本病だ)、北千住のブックオフに寄ってしまう。

都筑道夫『殺人現場へ二十八歩』(光文社文庫
カバー、250円。扉裏に「昭和六十年代の浅草風俗の忠実な記録である」などと書かれると、どうしても買わないわけにはいかなくなる。ISBN:4334708730
都筑道夫『雪崩連太郎怨霊行』(集英社文庫
カバー、200円。ちくま文庫の「雪崩連太郎全集」が読みかけのままになっているのが気になっている。そのときはどうも気が乗らなかったのだ。
小林信彦『背中あわせのハート・ブレイク』(新潮文庫
カバー、200円。退屈男さんから薦められていた本。ISBN:4101158215