ロッパ日記追加!

昼休み、散歩がてらぶらぶらとオヨヨ書林に行ってみた。すると、床に置かれた段ボール箱の上に無雑作に『古川ロッパ昭和日記』が積まれている。見ると戦前篇・戦中篇・戦後篇の3冊。このうち戦前篇は以前購入したので(→2004/11/5条)、欲しいのは戦中篇と戦後篇だ。戦後篇は別冊附録の緑波写真館がなく、函に8000円の値が書き込まれている。戦中篇は値段がないが、附録があるから戦後篇より高いのか。
恐る恐る訊ねてみると、戦後篇3000円、戦中篇7000円との由。おおっ、これは安いではないか。この機を逃すといつ出会えるかわからない。幸い財布にはまだお金がある。えいやっとばかり、大枚を払い購入してしまった。残るは晩年篇のみ。ああ、これからまた貧困生活が。
オヨヨ書林では、小林信彦さんの幻の書『東京のロビンソンクルーソー』がガラス棚のなかに収められていた(赤瀬川さんの偽造紙幣までも!)。怖くて値段は聞けなかったが。

★『古川ロッパ昭和日記 戦中篇』
函、7000円。ISBN:4794930623
★『古川ロッパ昭和日記 戦後篇』
函・帯(附録なし)、3000円。ISBN:4794930674