愛の手紙展

  • 「文の京一葉物語記念特別展 愛の手紙―文京ゆかりの文学者たち―」@文京ふるさと歴史館

文京区ゆかりの文人たちの書簡を中心とした展示。鴎外・漱石・一葉・秋声・佐佐木信綱・鏡花・茂吉・高村光太郎・啄木・谷崎・芥川ら。巻紙・毛筆・候文の世界。
印象深かったのは、菊池寛による芥川龍之介の弔辞。名文なり。茂吉が芥川の神経衰弱を診察して出した処方箋などというものもある。佐佐木信綱の短冊を見て「字がへたくそだなあ」と思ったら、六歳・七歳の頃詠んだ歌であることを知ってびっくり。入館料300円。図録買わず。