戸板康二解説の文庫本

小泉喜美子『血の季節』(文春文庫)ISBN4167389029
カバー・帯、50円。安い!嬉しい! 戸板康二さんが解説。ふじたさん(id:foujita)の“戸板康二解説の文庫本を探せ!”参照。
「早春の青山墓地で幼女の惨殺死体が発見された。深夜の独房では死刑囚が異様な告白を始めた……事件は40年前の東京にさかのぼる。美しい公使夫人と書記官はほんとうに死んだのか? 中世のドラキュラ伝説を現代に甦らせる耽美派ミステリーの傑作。昨冬、急逝した筆者が三つだけこの世に残した長篇のひとつ」(カバー裏内容紹介より)

この店には、直木賞受賞が決まったばかりの奥田英朗空中ブランコ』がないかなと期待して行ってみた。さすがに期待どおりというわけにはいかなかったけれど、奥田さんの著作3、4冊が並んでいたので、私の読みはそう外れていないようだ。かわりに小泉さんの本を入手できたのはラッキーだった。