プロパガンダ1904-1945―新聞紙・新聞誌・新聞史」展/「東大総長のプレゼンス―渡邊洪基から内田祥三まで」展@
//www.um.u-tokyo.ac.jp/" target="_blank">東京大学総合研究博物館:もともと理学部で所蔵され、その後博物館植物部門で整理されていた「おし葉標本」の、標本ではなく、標本を挟んでいた新聞紙を資料として展示したもの。現在1万点ほどが整理され、いずれは10万点(!)になると予想されているらしい。明治から昭和にかけての大事件を報ずるものや、多彩な新聞広告(薬や円本全集等々)、またこれまであまり知られていなかった(存在すら知られていなかったものも中にはあるらしい)地方新聞のたぐいがわんさか。新聞記事に思わず見入ってしまった。これまで廃棄扱いだった、標本を保存するための新聞紙に着目するという方法が見事。西野嘉章さんが担当だからなあ。
「総長」展では、歴代総長の自筆日記・書簡や胸像などが展示。面白かったのは、昭和戦前期の本郷キャンパスを撮影した映像が流されていたこと。昔の教授は威厳が備わっていた。
入場料無料。8月29日まで。