小林信彦『読書中毒―ブックレシピ61』(文春文庫)ISBN4167256096
カバー・帯、200円。いま小林さんの新刊エッセイ集を読んでいるところで、どうも小林さんの文章にはそれこそ「中毒」性があるらしい。困った困った。
★宇佐美承『求道の画家 松本竣介―ひたむきの三十六年』(中公新書)ISBN4121011082
カバー、300円。『池袋モンパルナス』の著者紹介で本書の存在を知り、以来気になっていたもの。こんなにあっさり見つかるとは、大学堂様々だ。巻末参考文献の箇所にはそれぞれの参考文献の大学図書館所在情報が書き込まれ、また他の参考論文も記入がある。前の持ち主は松本竣介をテーマにして卒論かレポートを書いたのだろうか。それにしては本文にまったく書き込みがないのはありがたい。