• サンシャイン大古本市
文藝春秋編『なんだか・おかしな・人たち』(文春文庫)ISBN416721718X
掲示板でハマダさんからご教示のあった、徳川夢声獅子文六行状記」収録。その他井上ひさし古今亭志ん生吉田健一山本嘉次郎扇谷正造・桐竹紋十郎・木山捷平春風亭柳橋矢野誠一阿佐田哲也田中小実昌高橋義孝ら魅力的な執筆陣・テーマ多し。カバー、150円。
吉行淳之介『日日すれすれ』(集英社文庫)ISBN4087496317
エッセイ集。カバー帯、200円。
中野翠『ふとどき文学館』(文藝春秋)ISBN4163529705
これも未文庫化の書評集。先日文庫に入った『無茶な人びと』とほぼ同時期に書かれた書評。鹿島茂さんや坪内祐三さんらとの対談も収録。カバー、500円。
  • 光芳書店
有明夏夫『骨よ笑え』(文春文庫)ISBN416732704X
明治七年、払い下げになった大阪千日墓所を繁華街にしようと奮闘する人間たちを描いた「爆笑長編小説」。解説が著名な日本史家脇田修氏であることにびっくり。今日購入した本のなかでもっとも嬉しかったりする。カバー帯、190円。
吉行淳之介『鞄の中身』(講談社文庫)ISBN4061314270
気になっていた小説。カバー、100円。

古本市ではこのほかにも買いたかった本があった。『山口瞳幇間対談』、島村利正『清流譜』二冊。それぞれ2500円もするので断念。新刊だとこの値段でも買えるのだが、と書いて、実は古本こそ買うべきなのか、自分は逆のことをしているのかということに気づく。ただいずれにしても、高価な古本を買おうという勇気がなくなりつつある。

  • 新生堂奥村書店
川本三郎『ロードショーが150円だった頃―思い出のアメリカ映画』(晶文社)ISBN4794964722
ついに購入。読むかはわからないけれど、買えるときに買っておかないと。カバー帯、1000円。