2004-07-19から1日間の記事一覧

吉田健一の遺作短篇集

古書往来座@南池袋 ★吉田健一『道端』(筑摩書房) 函・帯、1500円。吉田健一没後に刊行された短篇集。出会えるとは思ってもいなかった本。嬉しい、嬉しい。その他この店には吉田健一の本が多くあり。しかも思った以上に安い。

詩作から遠く離れて

平出隆さんの『伊良子清白』*1(新潮社)を読み終えた。 新刊で出たとき(2003年10月)、手にとって造本の美しさにため息がもれた。愛読する平出さんの著書であるとはいえ、伊良子清白という対象をまったく知らなかったことと値段の高さ(本体5600円)ゆえに…