古書ほうろう ★和田芳恵『接木の台』(集英社文庫) 北上次郎『情痴小説の研究』でも取り上げられていた『接木の台』『抱寝』二つの短篇集を合わせたもの。これはいいものを手に入れた。解説野口冨士男。500円。
藤沢周平の作品世界に自分の気持ちがしっくりとなじむようになったことにも驚いたけれど、まさか山本周五郎にも同様にはまりこむとは思いもしなかった。あの新潮文庫の青メタリック風の背表紙がわが蔵書になるとはよもや想像もしなかったのである。 めぼしい…
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