2006年の映画 - 新・読前読後

2004年は36本（→2004/12/30条）、05年は80本の映画を観た（→2005/12/28条）。06年は下に掲げるように155本の映画を観た。年を追うごとに倍々ゲームで増えている。しかもすべて日本映画だから偏向きわまりない。まあこの本数が今年さらに倍になるということは絶対ないだろうし、ひょっとしたら増えることすら難しいかもしれない。外国映画？　うーん、観ることになるのかなあ。
今年もまた統計をとってみた。制作年代別では、戦前（便宜的に1944年まで）は5本（05年は2本―以下括弧内は05年の数字）、1945〜49年5本（5）、50〜54年19本（12）、55〜59年47本（21）、60〜64年48本（20）、65〜69年10本（13）、70年代13本（4）、80年代0本（1）、90年代1本（3）、2000年以降7本（4）となる。
相変わらず昭和30年代（1955〜64年）が圧倒的に多い。全体の61%に達しており、前年より割合が高まっている。70年代が多くなっているのは、金田一物を多く観たからだろうか。
映画会社別では、日活59本（13）、東宝33本（29）、松竹28本（10）、大映17本（12）、新東宝9本の順。日活映画が圧倒的に多い。石原裕次郎デビュー50周年による裕次郎主演映画放映と、“日活アクション”への関心、芦川いづみ・大坂志郎という贔屓俳優の存在、フィルムセンターでの日活特集によるところが大きい。昭和30年代の日活は、アクション映画以外にも佳作が多いのである。
松竹も意外に多くなった。小津・木下という巨匠の作品を観ているほか、小林正樹や川島雄三作品の特集によるのだろう。大映はもっと観たつもりだったが、松竹と逆の意味で意外だった。ちなみに監督トップ5は、市川崑（10本）、小林正樹（8本、「人間の條件」全六部を各一本と計算）・井上梅次（8本）、川島雄三（7本）、中平康（6本）の順。以下5本で小津安二郎・松尾昭典・野口博志と並ぶ。
媒体別では、映画館37本（17）、録画DVD・HDD110本（59）、レンタル7本（4）と、総数が倍になったのと比例するようにそれぞれほぼ倍になっている。つまり割合としてはあまり変わっていないわけである。映画館に足を運んでスクリーンで37本も映画を観たとは、わたしも変わったものである。
映画もまた本と同じように、観ている間時間を忘れさせるような面白さを主眼にすえれば、2006年に観た映画でそうした気分を味わわせてもらった作品は次のものになる（再見除く）。

「石中先生行状記」（成瀬巳喜男）
「殺したのは誰だ」（中平康）
「銀心中」（新藤兼人）
「セクシー地帯」（石井輝男）
「けものみち」（須川栄三）
「偽大学生」（増村保造）
「紅の翼」（中平康）
「重役の椅子」（筧正典）
「赤い殺意」（今村昌平）
「人間狩り」（松尾昭典）
「三十六人の乗客」（杉江敏男）

以上11作品。このうち自宅で観たのは「石中先生行状記」「紅の翼」（ただし「紅の翼」はフィルムセンターで再見）のみで、あとはすべて映画館で観たものばかり。内容の面白さが欠かせぬポイントとなるのはむろんだが、スクリーンで集中して観るという行為もまた、映画を愉しむうえで重要な条件となることを証明しているかのごとき結果である。いま思い出してもゾクゾクするのは、「銀心中」「人間狩り」の2本の日活作品。緊迫感と“銀幕の東京”的視点をふたつながら兼ね備えた名作だった。
今年は渋谷実生誕100年で、さっそく「衛星劇場」で特集が始まった。フィルムセンターでも特集があるのだろうか。いまはなき三百人劇場で観た「悪女の季節」や「バナナ」を再見したいものだ。
【2006年に観た映画のリスト】（※印は再見以上）

「あなた買います」（1956年、松竹、小林正樹）衛星劇場（録画DVD）
「悪魔の手毬唄」（1977年、東宝、市川崑）BSフジ※
「好人好日」（1961年、松竹、渋谷実）BS2（録画DVD）
「女体渦巻島」（1960年、新東宝、石井輝男）チャンネルNECO（録画HDD）
「華麗なる一族」（1974年、東宝、山本薩夫）日本映画専門チャンネル（録画HDD）
「不道徳教育講座」（1959年、日活、西河克己）ラピュタ阿佐ヶ谷
「弥次喜多道中双六」（1958年、東宝、千葉泰樹）衛星劇場（録画HDD）
「エノケン・虎造の春風千里」（1941年、東宝、石田民三）衛星劇場（録画HDD）
「探偵事務所23　銭と金に弱い男」（1963年、日活、柳瀬観）チャンネルNECO（録画HDD）
「銀座カンカン娘」（1949年、新東宝、島耕二）衛星劇場（録画DVD）※
「瘋癲老人日記」（1962年、大映、木村恵吾）ラピュタ阿佐ヶ谷
「東京の暴れん坊」（1960年、日活、斎藤武市）チャンネルNECO（録画HDD）
「でかんしょ風来坊」（1961年、日活、斎藤武市）チャンネルNECO（録画HDD）
「夢がいっぱい暴れん坊」（1962年、日活、松尾昭典）チャンネルNECO（録画HDD）
「「可否道」より　なんじゃもんじゃ」（1963年、松竹、井上和男）ラピュタ阿佐ヶ谷
「銀座の次郎長」（1963年、日活、井田探）チャンネルNECO（録画HDD）
「銀座の次郎長　天下の一大事」（1963年、日活、井田探）チャンネルNECO（録画HDD）
「河内カルメン」（1966年、日活、鈴木清順）チャンネルNECO（録画HDD）
「三文役者」（2000年、近代映画協会、新藤兼人）レンタルDVD
「素晴らしき求婚」（1950年、東宝、小田基義）衛星劇場（録画DVD）
「石中先生行状記」（1950年、新東宝、成瀬巳喜男）日本映画専門チャンネル（録画DVD）
「殺したのは誰だ」（1957年、日活、中平康）フィルムセンター
「カルメン故郷に帰る」（1951年、松竹、木下恵介）NHK-BS2（録画DVD）
「楢山節考」（1958年、松竹、木下恵介）レンタルDVD
「有りがたうさん」（1936年、松竹、清水宏）新文芸坐※
「信子」（1940年、松竹、清水宏）新文芸坐
「東京のヒロイン」（1950年、新東宝、島耕二）衛星劇場（録画DVD）
「最後の切札」（1960年、松竹、野村芳太郎）三百人劇場
「月蝕」（1956年、日活、井上梅次）チャンネルNECO（録画HDD）
「美しい暦」（1963年、日活、森永健次郎）チャンネルNECO（録画HDD）
「七人の侍」（1954年、東宝、黒澤明）レンタルDVD※
「銀心中」（1956年、日活、新藤兼人）フィルムセンター
「花嫁のおのろけ」（1958年、松竹、野村芳太郎）衛星劇場（録画DVD）
「秋日和」（1960年、松竹、小津安二郎）衛星劇場（録画HDD）
「還って来た男」（1944年、松竹、川島雄三）衛星劇場（録画DVD）
「若い川の流れ」（1959年、日活、田坂具隆）三百人劇場
「黒い賭博師　悪魔の左手」（1966年、日活、中平康）チャンネルNECO（録画HDD）
「女中ッ子」（1955年、日活、田坂具隆）衛星劇場（録画HDD）
「銀座二十四帖」（1955年、日活、川島雄三）ラピュタ阿佐ヶ谷
「セクシー地帯」（1961年、新東宝、石井輝男）ラピュタ阿佐ヶ谷
「勝利者」（1957年、日活、井上梅次）チャンネルNECO（録画HDD）
「男ありて」（1955年、東宝、丸山誠治）ラピュタ阿佐ヶ谷
「鷲と鷹」（1957年、日活、井上梅次）チャンネルNECO（録画HDD）
「スター毒殺事件」（1958年、新東宝、赤坂長義）チャンネルNECO（録画HDD）
「八月生れの女」（1963年、大映、田中重雄）チャンネルNECO（録画HDD）
「実は熟したり」（1959年、大映、田中重雄）衛星劇場（録画HDD）
「俺は待ってるぜ」（1957年、日活、蔵原惟繕）チャンネルNECO（録画HDD）
「人間の條件　第1部純愛篇」（1959年、にんじんくらぶ・歌舞伎座映画、小林正樹）衛星劇場（録画HDD）
「人間の條件　第2部激怒篇」（1959年、にんじんくらぶ・歌舞伎座映画、小林正樹）衛星劇場（録画HDD）
「女ひとり大地を行く」（1953年、北海道炭労・キヌタプロ、亀井文夫）日本映画専門チャンネル（録画HDD）
「人間の條件　第3部望郷編」（1961年、人間プロ・松竹、小林正樹）衛星劇場（録画HDD）
「人間の條件　第4部戦雲編」（1961年、人間プロ・松竹、小林正樹）衛星劇場（録画HDD）
「人間の條件　第5部死の脱出」（1963年、文芸プロ・にんじんくらぶ・松竹、小林正樹）衛星劇場（録画HDD）
「人間の條件　第6部曠野の彷徨」（1963年、文芸プロ・にんじんくらぶ・松竹、小林正樹）衛星劇場（録画HDD）
「ポルノの女王にっぽんSEX旅行」（1973年、東映、中島貞夫）新文芸坐
「白い指の戯れ」（1972年、日活、村川透）新文芸坐
「東京暮色」（1957年、松竹、小津安二郎）衛星劇場（録画HDD）
「夜の牙」（1958年、日活、井上梅次）NHK-BS2（録画DVD）
「しとやかな獣」（1962年、大映、川島雄三）新文芸坐
「けものみち」（1965年、東宝、須川栄三）新文芸坐
「妻として女として」（1961年、東宝、成瀬巳喜男）日本映画専門チャンネル（録画DVD）
「牛乳屋フランキー」（1956年、日活、中平康）衛星劇場（録画DVD）
「パレットナイフの殺人」（1946年、大映、久松静児）HORROR TV（録画DVD）
「青べか物語」（1962年、東京映画・東宝、川島雄三）日本映画専門チャンネル（録画DVD）※
「拳銃は俺のパスポート」（1967年、日活、野村孝）新文芸坐
「偽大学生」（1960年、大映、増村保造）新文芸坐
「赤い波止場」（1958年、日活、舛田利雄）チャンネルNECO（録画DVD）
「千客万来」（1962年、松竹、中村登）シネマアートン下北沢
「桃中軒雲右衛門」（1936年、P.C.L.、成瀬巳喜男）日本映画専門チャンネル（録画DVD）
「紅の翼」（1958年、日活、中平康）チャンネルNECO（録画HDD→DVD）
「女であること」（1958年、東京映画・東宝、川島雄三）ラピュタ阿佐ヶ谷
「女の園」（1949年、松竹、木下恵介）NHK-BS2（録画HDD）
「風速40米」（1958年、日活、蔵原惟繕）チャンネルNECO（録画HDD）
「日本沈没」（1973年、東宝、森谷司郎）日本映画専門チャンネル（録画HDD）
「夫婦百景」（1958年、日活、井上梅次）シネマアートン下北沢
「泉」（1956年、松竹、小林正樹）衛星劇場（録画HDD）
「孤島の太陽」（1968年、日活、吉田憲二）チャンネルNECO（録画HDD）
「重役の椅子」（1958年、東宝、筧正典）ラピュタ阿佐ヶ谷
「あなたと私の合言葉さようなら、今日は」（1959年、大映、市川崑）シネマアートン下北沢
「悪い奴ほどよく眠る」（1960年、東宝・黒澤プロダクション、黒澤明）日本映画専門チャンネル（録画HDD）
「素晴しき男性」（1958年、日活、井上梅次）チャンネルNECO（録画HDD）
「海の情事に賭けろ」（1960年、日活、野口博志）チャンネルNECO（録画HDD）
「麻薬3号」（1958年、日活、古川卓巳）フィルムセンター
「四畳半襖の裏張り」（1973年、日活、神代辰巳）衛星劇場（録画HDD）
「赤い殺意」（1964年、日活、今村昌平）新文芸坐
「豚と軍艦」（1961年、日活、今村昌平）新文芸坐
「山と谷と雲」（1959年、日活、牛原陽一）チャンネルNECO（録画HDD）
「銀座旋風児」（1959年、日活、野口博志）チャンネルNECO（録画HDD）
「白と黒」（1963年、東京映画・東宝、堀川弘通）チャンネルNECO（録画DVD）
「清水の暴れん坊」（1959年、日活、松尾昭典）チャンネルNECO（録画HDD）
「晩春」（1949年、松竹、小津安二郎）衛星劇場（録画DVD）
「赤線玉の井　ぬけられます」（1974年、日活、神代辰巳）衛星劇場（録画HDD）
「おかしな奴」（1963年、東映、澤島忠）衛星劇場（録画HDD）
「あゝ声なき友」（1972年、松竹・渥美プロ、今井正）衛星劇場（録画HDD）
「街の小天狗」（1952年、大映、吉村廉）衛星劇場（録画HDD）
「女を忘れろ」（1959年、日活、舛田利雄）チャンネルNECO（録画HDD）
「紅の翼」（1958年、日活、中平康）フィルムセンター※
「黄線地帯」（1960年、新東宝、石井輝男）チャンネルNECO（録画DVD）
「三面鏡の恐怖」（1948年、大映、久松静児）HORROR TV（録画HDD）
「THE 有頂天ホテル」（2005年、東宝、三谷幸喜）レンタルDVD
「人間狩り」（1962年、日活、松尾昭典）フィルムセンター
「実録阿部定」（1975年、日活、田中登）衛星劇場（録画HDD）
「地底の歌」（1956年、日活、野口博志）チャンネルNECO（録画HDD）
「笑の大学」（2004年、フジテレビ・東宝・パルコ、星護）レンタルDVD
「死の十字路」（1956年、日活、井上梅次）Vパラダイス（録画DVD）※
「ぶっつけ本番」（1958年、東宝・東京映画、佐伯幸三）衛星劇場（録画HDD）
「東京マダムと大阪夫人」（1953年、松竹、川島雄三）衛星劇場（録画HDD→DVD）
「ろくでなし野郎」（1961年、日活、松尾昭典）フィルムセンター
「本陣殺人事件」（1975年、たかばやしよういちプロ・映像京都・ATG、高林陽一）日本映画専門チャンネル（録画HDD）
「用心棒」（1961年、東宝・黒澤プロダクション、黒澤明）日本映画専門チャンネル（録画HDD）
「白昼堂々」（1968年、松竹、野村芳太郎）衛星劇場（録画HDD）
「彼女の特ダネ」（1952年、大映、仲木繁夫）衛星劇場（録画HDD→DVD）
「黒い画集第二話寒流」（1961年、東宝、鈴木英夫）シネマアートン下北沢
「早射ち野郎」（1961年、日活、野村孝）チャンネルNECO（録画HDD→DVD）
「人間魚雷出撃す」（1956年、日活、古川卓巳）チャンネルNECO（録画HDD）
「家庭の事情　馬ッ鹿じゃなかろうかの巻」（1954年、宝塚映画・東宝、小田基義）チャンネルNECO（録画HDD）
「続家庭の事情　さいざんすの巻」（1954年、宝塚映画・東宝、小田基義）チャンネルNECO（録画HDD）
「羅生門」（1950年、大映、黒澤明）日本映画専門チャンネル（録画HDD）
「おとうと」（1960年、大映、市川崑）衛星劇場（録画DVD）
「カーテンコール」（2004年、コムストック、佐々部清）衛星劇場（録画HDD）
「ろくでなし稼業」（1961年、日活、斎藤武市）チャンネルNECO（録画DVD）
「下町の太陽」（1960年、松竹、山田洋次）衛星劇場（録画DVD）
「神阪四郎の犯罪」（1956年、日活、久松静児）レンタルDVD
「誘惑からの脱出」（1957年、大映、島耕二）衛星劇場（録画HDD）
「関東無宿」（1963年、日活、鈴木清順）レンタルDVD
「俺は犯人じゃない」（1956年、日活、野口博志）チャンネルNECO（録画DVD）
「金門島にかける橋」（1962年、日活・中央電影公司、松尾昭典）チャンネルNECO（録画HDD）
「稲妻」（1967年、松竹、大庭秀雄）ラピュタ阿佐ヶ谷
「女王蜂」（1978年、東宝、市川崑）日本映画専門チャンネル（録画HDD）
「八つ墓村」（1996年、東宝、市川崑）日本映画専門チャンネル（録画HDD）
「砂の器」（1974年、松竹、野村芳太郎）衛星劇場（録画HDD）※
「犬神家の一族」（1976年、角川春樹事務所・東宝、市川崑）日本映画専門チャンネル（録画HDD）※
「小早川家の秋」（1961年、宝塚映画・東宝、小津安二郎）衛星劇場（録画DVD）
「さすらい」（1962年、日活、野口博志）チャンネルNECO（録画HDD）
「真実一路」（1954年、松竹、川島雄三）衛星劇場（録画HDD）
「恋の阿蘭陀坂」（1951年、大映、鈴木英夫）チャンネルNECO（録画HDD）
「あいつと私」（1961年、日活、中平康）チャンネルNECO（録画DVD）
「南の風と波」（1961年、東宝、橋本忍）日本映画専門チャンネル（録画HDD）
「億万長者」（1954年、青年俳優クラブ・新東宝、市川崑）日本映画専門チャンネル（録画HDD→DVD）
「妻」（1953年、東宝、成瀬巳喜男）日本映画専門チャンネル（録画DVD）※
「俺の血が騒ぐ」（1961年、日活、山崎徳次郎）チャンネルNECO（録画HDD）
「恋文」（1953年、新東宝、田中絹代）チャンネルNECO（録画DVD）
「椿山課長の七日間」（2006年、「椿山課長の七日間」フィルムパートナーズ・松竹、河野圭太）MOVIX亀有
「白銀城の対決」（1960年、日活、斎藤武市）チャンネルNECO（録画HDD）
「陸軍中野学校」（1966年、大映、増村保造）日本映画専門チャンネル（録画DVD）
「満員電車」（1957年、大映、市川崑）日本映画専門チャンネル（録画DVD）
「三十六人の乗客」（1957年、東京映画・東宝、杉江敏男）新文芸坐
「死の十字路」（1956年、日活、井上梅次）新文芸坐※
「100発100中」（1965年、東宝、福田純）新文芸坐
「愛人」（1953年、東宝、市川崑）日本映画専門チャンネル（録画HDD→DVD）
「麦秋」（1951年、松竹、小津安二郎）NHK-BS2（録画DVD）
「複雑な彼」（1966年、大映、島耕二）日本映画専門チャンネル（録画HDD）
「犬神家の一族」（2006年、2006「犬神家の一族」製作委員会・東宝、市川崑）楽天地シネマズ錦糸町
「赤い鯨と白い蛇」（2006年、ティー・オー・ピー／東北新社、せんぼんよしこ）岩波ホール
「あじさいの歌」（1960年、日活、滝沢英輔）NHK-BS2（録画DVD）