40年前のスキージャンプ
城北大学スキー部のライバル同士だったエース二人(石原・長門)が、雪崩で長門の兄を亡くしたことをきっかけに仲違いする。後年その山にロープウェイを設置する計画が持ち上がったとき、石原が建設会社の主任として、長門が地元で反対運動を繰り広げる馬そりの運送会社側のリーダーとして対決する。
どうにも面白味のないストーリーだったが、観るべき点としては、雪原のなか悠々と滑降してゆくスキーヤーの姿や、タイトル前に登場するジャンプシーンだろうか。石原も長門も学生なのに87メートルという記録をあげている。
石原裕次郎の顔だけが雪焼けしてゴーグルの跡がくっきり残っており、彼のスキー好きがうかがえるのである。
- 出版社/メーカー: 日活
- 発売日: 1992/01/10
- メディア: VHS
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