ブックオフ中古劇場
- 夏大古本市@仙台十字屋
- ★『芥川比呂志エッセイ選集 全一巻』(新潮社)
- 函・帯、2500円。主要エッセイを全て収録し、年譜・書誌を付す。別刷り付録(月報)に中村真一郎・丸谷才一・山崎正和の三氏が執筆。
- ★高橋英夫『琥珀の夜から朝の光へ―吉田健一逍遥―』(新潮社)
- カバー・帯、800円。新刊の時(94年6月)買ったものの、その後手放してしまい、悔やんでいた本。めくってみるとちくま文庫の栞が挟んである。まさか自分が過去に処分した本ではあるまいな。
- ★向井敏『真夜中の喝采―新編読書遊記』(講談社)
- カバー・帯、800円。たしか正編はもっていたはずなので。
かつてバイトをしていた古本屋単独開催の古本市。これで売価は4100円なのだが、2500円にまけてもらった。ありがたいことです。
- ブックオフ仙台泉古内店
- ★山口瞳『江分利満氏の優雅なサヨナラ』(新潮社)
- カバー・帯、100円。「男性自身」シリーズの単行本は気がついたら買っておこうというラインナップに入っている。本書は最終巻だが、ようやく帯付のものを100円で見つけた。
- ★川本三郎編『日本の名随筆別巻32 散歩』(作品社)
- カバー、850円。
- ★関川夏央『女優男優』(双葉社)
- カバー・帯、950円。このところブックオフや古本屋に立ち寄るたび探していた本なので、とても嬉しい。本日第一の収穫。新刊時(03年4月)迷いつつ結局買わず、その後やはり買えば良かったと思っていた本だった。
- ★庄野潤三『水の都』(河出文庫)
- カバー、100円。あまり見ない河出文庫の庄野作品。
「明治・大正・昭和の三代にわたる大阪商家のさまざまな生活を、“水の都”の四季の推移を織りまぜつつ、自然な時の流れの中でみごとに描き出す長篇小説」
(カバー裏)。 - ★安藤鶴夫『わが落語鑑賞』(ちくま文庫)
- カバー、100円。100円だったので、とりあえず。
この泉古内店はもと住んでいた仙台の寓居からほど近いところにあり、最近オープンしたばかり。店はブックオフだけでなく、貴金属などの「B-Select」、衣服・子供服・靴などの「B-Style」、スポーツ・アウトドア用品の「B-Sports」という姉妹リサイクル店が一つの建物に入り「ブックオフ中古劇場」と総称した巨大複合リサイクル・ショップとなっている。ブックオフ単体だけでも量は多い。仙台にいるときからこんな店があったら、暇があれば入りびたっていたかもしれない危険な店だ。旧居周辺にはこの店だけでなく新しいお店が続々できていて、緑も多く暮らしやすいし、妻と「ああ、やっぱり住むのは仙台だよなあ」と確かめ合う。いつの日か。
- ブックオフ山形あかねヶ丘店