洗面所から廊下(というほど立派ではなく、狭い通路)をはさんで向かい側に、わたしの本置き部屋がある。夜ねむる前に歯をみがきながら、わが本棚をぼんやり眺めて悦に入るのが日課となっている。心が落ちつくひとときである。 吉田篤弘さんの『木挽町月光夜…
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