2006-07-15から1日間の記事一覧

悠久なる時間の流れ

庄野潤三さんの『貝がらと海の音』*1(新潮文庫)を読み終えた。 本書は現在まで続く「老夫婦物」の第1作である。リストについては去年1/28条でまとめた。そのとき読んだのが、文春文庫に入ったばかりの『せきれい』で、これは第3作目だった。この世界にすっ…