2006-05-24から1日間の記事一覧

日活アクション映画と貸本文化

古い日活映画を観るとき、つねに傍らに置いているのが関川夏央さんの『昭和が明るかった頃』*1(文春文庫)だ。もっとも本書は「あとがき」で関川さんがことわっているように、「映画の本ではない」。高度成長前半期の歴史とその不思議な時代精神を記述する…