2004-03-12から1日間の記事一覧

「家族の歴史」の終着点

重松清さんの連作短篇集『送り火』*1(文藝春秋)をようやく読み終えた。「ようやく」という言葉には、昨年11月に新刊で出たときに即購入し、今年1月に読み始めていながら、また、重松さんの作品に強く惹かれていながら、という意味が込められている。この間…