谷崎潤一郎の『蓼喰ふ蟲』*1(岩波文庫)を読み終えた。再読。前に読んだのは90年の7月で、日記にはこんな感想が書いてある。確かに面白くは読んだが、何か物足りなさも感じた。これはこの小説が谷崎に珍しくマゾヒズムっ気がないということもあろう。加えて…
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