2003-06-01から1日間の記事一覧

『猫』再読

小林信彦さんの『小説世界のロビンソン』*1(新潮文庫)を読んで、次に何よりも読みたくなったのは漱石の『吾輩は猫である』だった。これまでも幾度か再読を志したことがあるが、読み通すだけの気力に自信がなかったこともあり、手をつけかねていた。 ところ…